Windows版のGIMP2.4とpython-fu

テクスチャ作業なんかで最近WindosでGIMPを使い始めたのだが、これのデフォルトのスクリプトschemeです。schemelispの悟りに到達したいのもやまやまなのですが今回は使い方のわかっているpythonを使うことに。しかし、python-fuへの道はマイナーで若干、険しかった。以下は入り口までの道のり。開始状態はpython2.5がインストール済みの環境です。

PyGTKを使えるようにする

Overview — PyGObjectからPyCairo,PyGObject,PyGTKの最新版をゲット。
順番にインストーラを実行してインストールする。

GIMPのインストール

GIMPhttp://www.geocities.jp/gimproject2/download/gimp-download.htmlから最新版をゲット。
インストーラを実行する。GPLのライセンス確認画面の次で"Customize"を選択する。インストール場所を適当に決めて次の"Select Components"で"GIMP Python extention"がチェックされていることを確認する。後は適当に進める。

動作確認

GIMPを起動してタイトルがGIMPのウィンドウのメニューから"Xtns - Python-Fu - Console"。

 Gimp 2.4.2 Python Console
 Python 2.5 (r25:51908, Sep 19 2006, 09:52:17) [MSC v.1310 32 bit (Intel)]
 >>> from gimpfu import *
 >>> ret=pdb.gimp_image_new(256, 256, RGB)
 >>> ret=pdb.gimp_display_new(ret)

ポイントは最初に"from gimpfu import *"すること。
しなくてもグローバルスコープにpdbがあるのではまった。
もうひとつスクリプトの保存場所は、

%USERPROFILE%\.gimp-2.4\plug-ins

でscriptsじゃないらしいです。